ロジックアナライザ購入
ZEROPLUS社のロジックアナライザ LAP-C(16128)を購入しました。
以前、GPSモニタを製作しましたが、この装置で液晶の制御にI2C通信を使用していて、さらにRS232-C通信で、GPSセンサからの出力を受信しています。
実際にこれらの通信の流れを目でロジックスコープとして確認したかったのです。
さて、早速箱を開けてみると、LAP-C本体の他に、ケース、プローブ、ケーブル類、インストールCD、説明書が同梱されていました。
なお、現在、キャンペーン中のようで、解析するプロトコルを無料で30個追加できます(申請手順書が同梱されています)。
先ず初めに、ソフトのインストールを行いました。
私はWindow 7(32bit)のノートPCを使用しているのですが、デバイスドライバとアプリケーションソフトを問題なくインストールできました。
続いて、ケーブル類の接続を行いました。
- カラフルな8本ケーブルをA0〜A7の位置に挿入
- 黒いケーブルをGNDの位置に挿入
- プローブをPICの足に接続
- 最後にUSBケーブルをLAP-C本体に挿入し、PCと接続します。
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そして、実際に計測を行いました。
アプリケーションソフト(Logic Analayzer)を起動し、Bus/SignalやTriggerの設定を行った後、STARTボタンを押下すると計測が開始されます。
PICと液晶間のI2C通信と、PICとGPSセンサ間のRS-232C通信を計測しましたが、問題なく、計測できました。
Packet Listボタンを押下すると、通信データが時系列に分かりやすく表示されました。
ロジックアナライザで通信データを確認していて気付いたのですが、以下の書籍の149,150ページに誤記があるようです。
Rビットの説明で、値の意味が0/1で逆になっています。
- 作者: 後閑哲也
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2010/11/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 32回
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やはり、ロジックアナライザがあれば、入出力ピンのHigh/Lowの状態や、通信フォーマットを確認できるのでデバッグの際に役立つのではないかと思います。
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プロトコルキャプチャ画像を削除しました。