OPアンプを使用した増幅回路
以下の書籍の3-1章 OPアンプって何だ?〜外付け部品が必須の不思議なIC〜を参照して、OPアンプを使用した増幅回路の実験を行いました。
実験回路で学ぶトランジスタとOPアンプ―ブレッド・ボードで回路を作って理解しながら進む (電子工作シリーズ)
- 作者: 高木誠利
- 出版社/メーカー: CQ出版
- 発売日: 2006/08
- メディア: 単行本
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OPアンプはμA741を使用しています。
(a)反転増幅回路
入力と出力で位相が反転する増幅回路です。
増幅率は、OPアンプのマイナス入力端子と、負帰還回路(出力端子とマイナス入力端子を結ぶ回路)に接続する抵抗の比で決まるとのことです。
今回は、それぞれ10KΩ、100KΩを使用していますので増幅率は10(100/10)倍となります。
(b)非反転増幅回路
入力と出力で位相が反転しない増幅回路です。
増幅率は、反転増幅回路と同様に抵抗の比で決まりますが、非反転増幅回路の場合は、負帰還回路に接続する抵抗にプラス1した比となります。
今回は、それぞれ10KΩ、100KΩを使用していますので増幅率は11((10+1)/10)倍となります。
書籍の3-1章では、他に増幅回路の負帰還について説明がありました。