発振回路

以下の書籍の2-5章 発振回路〜扱いにくいやっかいなしろもの〜を参照して実験を行いました。



発振回路には、増幅回路で増幅した信号を入力側に戻すことで発振する帰還型と、タイマを繰り返し動作させることで発振させる弛張型の2つがあるようです。

(a)帰還型
帰還型の例として、移送型発振回路を作成しました。トランジスタで増幅した信号の位相を抵抗とコンデンサで丁度360度となるようにずらして、それを入力側に戻し発振させています。
正弦波の様な波形で発振することを確認できました。

書籍では、他に高周波用の発振回路(コルピッツ、ハートレー、及びそれらの変形)の紹介もされています。

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(b)弛張型
続いて弛張型の定番マルチバイブレータを作成しました。
2つトランジスタを使用し、パタパタと互いに入れ替わる形で一方のトランジスタがONになります。タイマは、コンデンサの充電によって作り出しています。
波形は方形波のようになり、動作確認用にトランジスタの出力側にLEDを接続しています。

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