3.5〜4MHz用オートダイン受信機の製作
以下の書籍の4-6章 を参考にして、3.5〜4MHz用オートダイン受信機を製作しました。
作りながら理解するラジオと電子回路 (HAM TECHNICAL SERIES)
- 作者: 今井栄
- 出版社/メーカー: CQ出版
- 発売日: 2010/08/01
- メディア: 単行本
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高周波増幅にFET(2SK241GR)、低周波増幅にIC(LM386)、再生検波に真空管(6BA6)を使用していています。
書籍では真空管は12BA6となっていますが、6BA6を持っているので6BA6を使用するようにしました。
ヒーターの電圧を12V→6Vに変更する必要があるため、は3端子レギュレータ7806で6Vを生成しています。
再生検波にFETを使用せず、真空管を使用しているところが面白いです。
また、ランド法を使用しているため、部品が踊るように配線され見ているだけで楽しくなります。
ポリバリコンの延長軸と真空管以外はサトー電気町田店で購入しました。
ポリバリコンの延長軸はシオヤ無線で購入したものを使用しました。
書籍に幾つか誤記があるようです。
私が気付いた点です。
(1)図3 ヒーター電圧の番号が4-5となっている(正しくは3-4)。
(2)表1パーツリストで、電解コンデンサ100μの個数が2となっている(正しくは3)。
トロイダルコアに巻くホルマル線が必要ですが、記載が無い
またアルミ板も必要
(3)図6の実体配線図でFETの向きが逆に見える。
DCジャックのGND側の配線が無いように見える。
以前製作したループアンテナΔLOOP10を使用してアマチュア無線の交信を受信できました。
3.5MHzは夜中でも深夜時間でも交信していてビックリです。